マツダ アテンザ 2.2ディーゼル 煤洗浄と排気圧センサー交換【岐阜県瑞浪市からご入庫】
岐阜県瑞浪市より、
マツダ アテンザ セダン 2.2Lディーゼル のお仕事をご依頼いただきました。
内容は、
- 走行中にエンジンチェックランプ点灯
- 診断結果は「EGR導入不足」
- EGR洗浄をご希望
- できるだけ早めの作業・代車希望
というご相談です。
ご相談のきっかけ
お問い合わせ内容は、このようなものでした。
先日走行中にエンジンのチェックランプが点灯し、EGRの導入不足を診断されました。県内で対応をしている場所を調べた所偶然EGR洗浄のブログを拝見しました。ぜひそちらに依頼したいと思い連絡させて頂きました。車両はマツダのアテンザセダン2.2Lディーゼル走行距離は現時点で98692kmです。
作業はできるだけ早めでお願いしたいです。EGRの洗浄作業希望です。代車希望です。
「できるだけ早めに」とのことで、日程を確認し、
すぐでも大丈夫ですよ とお返事したところ、そのままお持ち込みいただきました。
ネットでいろいろ調べておられた中で、
当社のEGR洗浄のブログを見つけて選んでいただき、ありがとうございます。

車両情報と現在の症状
- 車種:マツダ アテンザ セダン
- エンジン:2.2L ディーゼル
- 走行距離:約 98,600km
- 症状:走行中にエンジンチェックランプ点灯
- 診断内容:EGR導入不足
EGR流量異常などのフォルトは、EGRバルブ単体の不良だけでなく、
- EGR通路の煤詰まり
- EGRクーラーの煤つまり
- インテーク側(インマニ・ポート)の重度なカーボン堆積
- 排圧センサーの誤検知
など、吸排気系全体の汚れやセンサー不良の結果として出ていることも多い フォルトです。
ご提案した作業メニュー
お車の状態とこれまでの事例、費用感も含めて打ち合わせさせていただき、
今回は以下の内容で作業をご依頼いただきました。
- EGRバルブおよびEGR通路の洗浄
- インテークマニホールド内部の洗浄
- シリンダーヘッド側インテークポートの洗浄
- 排気圧センサー(対策品)への交換
排気圧センサーについて
マツダの2.2ディーゼルでは、
排気圧センサーの対策品がメーカーから出ています。、
ここが原因の不具合も非常に多いです。トルクが細い、走らないなどの症状が出ます。
排圧センサーが誤った値を出すと、
- DPF再生制御の狂い
- EGR制御の誤判定
- 不要なチェックランプ点灯
などにつながります。
今回は 対策前のセンサーが装着されていたため、同時交換をおすすめさせていただきました。
オーナー様にもご理解いただいて交換となりました。
作業の様子|EGR・インテーク・ポートは煤でギッシリ…





マツダの2.2ディーゼルは、
EGR・インマニ・ポートの煤詰まりがかなり進行しやすい構造です。
分解していくと、写真のように
- EGRの通路は「もう風が通っていないのでは?」というくらい煤でびっしり
- インテークマニホールド内部は、断面が一回り以上狭くなっている
- ポート入口もカーボンが層になってこびり付いている
なかなか“やりごたえのある”状態でした。
簡易洗浄ではなく、しっかりと洗浄いたします
ここまで詰まっていると、
- 洗浄剤を吹きかけるだけ
- スプレーを吸わせるだけ
といった簡易的なクリーニングでは、ほとんど歯が立ちません。
AVARTHでは、
- まず固まったカーボンを丁寧に削り落とす
- 専用の洗浄剤で 浸透・分解 させる
- ブラシや工具で物理的に除去
- 洗浄液やエアで通路の抜けをチェック
という工程で、
「風がきちんと流れる状態」まで戻します。
見た目だけそこそこ綺麗になっても意味がなく、
・空気がどれだけスムーズに流れるか
・再び詰まりにくい状態まで持っていけているか
このあたりまで意識しながら仕上げていきます。


排気圧センサーの対策品交換
排気圧センサーまわりは、
- 配管の詰まりがないか
- 取り付け状態に問題がないか
を確認したうえで、
- メーカー対策品のセンサーへ交換
- 診断機でのセンサー値チェック
- 関連フォルトの有無の確認
という流れで作業を進めました。
センサーが古いままだと、
- 洗浄後しばらくしてから再度チェックランプ
- 再生制御が安定しない
といったことも起こりやすいので、
今回のタイミングでの同時交換は、かなり有効な選択 だと思います。




洗浄後の変化と、マツダ2.2ディーゼルのメンテナンス

洗浄・センサー交換・各部点検を終えたあと、
- 診断機でフォルトクリア
- 実走行でのチェック
- アイドリング・加速時のフィーリング確認
を行い、問題ないことを確認してご返却となりました。
このレベルまでEGR・インテーク・ポートをリフレッシュすると、
- アイドリングの落ち着き
- 低回転でのトルク感
- アクセルに対するツキ方
が変わることが多いです。
(個体差や他のコンディションにもよりますが、マツダ2.2Dでは顕著なことが多いです)
マツダ 2.2ディーゼルにお乗りの方へ
アテンザ・アクセラ・CX-5・CX-8などの2.2ディーゼルは、
- 短距離メインの使い方
- 渋滞の多い通勤
- 定期的なリフレッシュなし
といった条件が重なると、
EGRまわりの煤堆積がかなり早い段階で進む 傾向があります。
- エンジンチェックランプが点灯した
- 「EGR導入不足」と診断された
- 最近、加速が重く感じる・息継ぎする感じがある
といった場合は、
部品交換だけでなく、どこがどれくらい詰まっているかを確認したうえでの分解洗浄 が効果的なケースも多いです。
分解洗浄が必要かどうか、一度ご相談ください
今回のアテンザのように、
- 走行距離が伸びてきた2.2ディーゼル
- EGR導入不足などのフォルトが出ている車両
では、EGR・インテーク・ポートの分解洗浄+排圧センサー対策 が
トラブル解消の一つの有力な選択肢になります。
とはいえ、
- どこまでやるべきか
- どこから手を付けるべきか
- 予算とのバランスをどう考えるか
はお車ごとに違いますので、
一台ずつご相談しながら決めていくようにしています。
「うちのアテンザ(マツダ車)はどうしたらいい?」
と気になっている方は、
お電話・お問い合わせフォーム・公式LINEからお気軽にご相談ください。
瑞浪市からお越しいただいたオーナー様、
この度はご入庫ありがとうございました。
お問い合わせ・予約案内
車種・使用状況により必要な作業が異なるため、
まずは車検証の写真を送ってください。状態に応じてご案内できます。
公式LINE でのスムーズなお問い合わせ

AVARTHでは、作業中の写真やトラブル箇所の詳細な画像をお客様と直接やり取りすることで、正確で安心なコミュニケーションを提供しています。この細やかな対応が、お客様から大変ご好評いただいております。ぜひ公式LINEをご活用ください。

ディーラーで見てもらえない?
他店で断られた!?
そんな時はAVARTHへ!
最近では、ディーラーでの入庫拒否や高額な請求に困っているお客様からのご相談が増えています。AVARTHでは、他店で対応が難しいケースにも柔軟に対応しています。大切な車が「修理難民」になってしまう前に、ぜひご相談ください!
AVARTHが誇る大人気メニューのご案内
中部地区ナンバーワンの実績
大好評エアコンクリーニング

ヘッドライトの黄ばみ除去といえば
ドリームコート!!

オートマオイル変えてますか???
何百台と交換してきた実績がここにある

ディーゼル車のトラブルはお任せ!
詳しいサービスはこちら

車検、点検もお任せを
中部運輸局特定認証工場
コンピューターシステム診断認定店
HV、電気自動車取り扱い認定工場
BOSCH ADASエキスパート認定工場

AVARTH 公式YOUTUBE


