スズキ ラパン HE33S CVTオイル圧送交換(トルコン太郎)
回は、スズキ ラパン(HE33S)のCVTオイル交換のご依頼です。
8月末時点での走行距離は約89,400km。
「これまで一度もCVTオイルを交換していないので、しっかり交換しておきたい」とのお問い合わせをいただきました。
土曜・祝日での入庫希望でしたので、スケジュールを調整しつつお預かりさせていただきました。

お車の状態とご相談内容
- 車種:スズキ ラパン
- 型式:HE33S
- 走行距離:約89,400km
- 使用状況:日常の足としてしっかり走られている印象
- 過去のCVTオイル交換歴:なし
AT/CVTオイルは「無交換でOK」と言われることも多いですが、
実際には走行距離が伸びてくると、変速ショックや加速の重さなどの症状が出てくるケースもあります。
今回は「不具合が出る前に、良い状態で乗り続けたい」という考えでご相談いただきました。
AVARTHからのご提案内容
走行距離が約9万km、かつ今まで一度も交換されていないとのことで、
- CVTオイルの圧送交換(トルコン太郎)
- オイルストレーナー(フィルター)の交換
- オイルパン内部洗浄
- マグネット清掃
このセットでの作業をご提案しました。
特にCVTは、
- オイルの劣化
- スチールベルトやプーリーから出る鉄粉
が性能に大きく影響します。
そのため、オイルだけ替える「部分交換」ではなく、
ストレーナー交換+オイルパン清掃+トルコン太郎による圧送交換 という「リフレッシュ寄りのメニュー」をおすすめさせていただきました。
オイルパン脱着・ストレーナー交換の様子
まずはCVTフルードを抜き取り、オイルパンを外していきます。

外したオイルパンの中には…
- オイルは真っ黒
- 底に設置されているマグネットには鉄粉がびっしり
という状態でした。

ストレーナー(フィルター)も交換歴がないため、内部はそれなりに汚れています。
ここは新品に交換してあげることで、今後のフルード循環も安心できます。
- オイルパン内部のスラッジをしっかり洗浄
- マグネットも綺麗に清掃
- 新品のストレーナーを組み付け
一つ一つの部品を綺麗にリセットしてから、再度オイルパンを組み直していきます。

トルコン太郎でCVTフルードを循環洗浄
オイルパン周りのリフレッシュが完了したら、
トルコン太郎 を接続してCVTフルードの圧送交換を行います。
AVARTHでは、いきなり新油を入れ替えるのではなく、
- クリーニング用オイルを充填
- トルコン太郎で循環させながら、内部の汚れをじっくり洗い出す
というステップを踏んでいます。
今回は、
- クリーニングオイルを1時間以上循環
- ライン上には中間マグネットフィルターを装着し、
循環中に出てくる細かな鉄粉・スラッジをしっかりキャッチ

「ただ交換する」のではなく、
出てきた汚れをきちんと確保しながら、新油に入れ替えていく のがAVARTHのやり方です。

仕上げにAVARTHオイルで本交換
クリーニングが一通り済んだら、最後に本命のフルードを投入します。
今回は、CVT専用にブレンドしている
AVARTHオイル(CVTフルード) にて仕上げの交換を行いました。
トルコン太郎のモニター上で、
- 交換前:真っ黒で透け感のないフルード
- 交換後:親油と同等レベルまで透明感のある状態
ここまで色と透明度を揃えてあげると、
内部のコンディションとしても、かなりスッキリした状態と言えます。
交換後は、
- シフト操作時のレスポンスチェック
- 加減速時のフィール確認
- 異音・振動の確認
これらを試走で確認し、問題ないことを確認してお返しとなりました。

なぜCVTオイルとストレーナー交換が必要か
CVTオイルは、
- 潤滑
- 冷却
- 油圧制御
- ベルトとプーリーの摩擦特性の管理
など、非常に多くの役割を担っています。
走行距離が伸びると…
- 熱による劣化
- 金属摩耗による鉄粉の混入
- スラッジの蓄積
が進み、
結果として変速のもたつき・燃費低下・トラブル発生リスクの増大につながります。
特に今回のように、
- 8~10万km前後
- 交換歴なし
という条件が揃うと、
オイル交換だけでなく、
ストレーナー・オイルパン内部のリセットまで一緒に行うのが理想です。
ラパンHE33Sオーナーさまへのおすすめタイミング
スズキ ラパン HE33Sクラスの軽自動車CVTであれば、
- できれば 5~6万km前後で一度
- 過走行気味の場合でも、遅くとも8~10万kmまでには一度しっかりリフレッシュ
このあたりを目安にお考えいただくと安心です。
「まだ走るから大丈夫かな?」と思っているうちに、
変速ショックやジャダーが出始めると、
修理内容が「オイル交換」では済まなくなるケースもあります。
CVTオイル交換・ATF交換のご相談はAVARTHへ
AVARTHでは、
- トルコン太郎を使った圧送交換
- 車種ごとの専用アタッチメント
- オイルパン脱着・ストレーナー交換・内部洗浄
- 追加マグネットフィルターによる鉄粉対策
- AVARTHオイルでの仕上げ
といった形で、
“ただ替える” ではなく “リフレッシュする” CVT/ATF交換 を行っています。
- 土曜・祝日のご入庫希望
- 過走行車のCVT・ATFの相談
- 他店で断られた車両の相談
なども含めて、お気軽にご相談ください。
お問い合わせ・予約案内
車種・使用状況により必要な作業が異なるため、
まずは車検証の写真を送ってください。状態に応じてご案内できます。
公式LINE でのスムーズなお問い合わせ

AVARTHでは、作業中の写真やトラブル箇所の詳細な画像をお客様と直接やり取りすることで、正確で安心なコミュニケーションを提供しています。この細やかな対応が、お客様から大変ご好評いただいております。ぜひ公式LINEをご活用ください。

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